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2024新会長2024.06.01

愛媛・阿部氏 和歌山・前田氏

5月14日から20日にかけて、愛媛、長野、富山、和歌山の各県警備業協会で定時総会が開催された。愛媛、和歌山では新会長が誕生した。人材の確保、適切な価格転嫁、新技術導入など諸課題と向き合う中で、取り組みが注目される。

愛媛警協

1期2年務めた田中克幸会長(フジセキュリティ)が退任し、阿部克彦理事(愛媛綜合警備保障)が新会長に就任した。

田中前会長は協会運営への理解と支援に謝意を表し「新年度の事業計画として『警備業の適正な運用施策』『大規模災害時における活動』『労働関係法令遵守と労災事故の根絶』『関係機関・団体との連携強化』など9項目を掲げています。会員各社の協力のもと真摯に取り組んでまいります」と述べた。

警備業務における新技術活用については「AI交通誘導システムの活用が業界内で検討されるようになってきました。青年部会が中心になり、松山市内の教習所を会場にシステム活用の『周知会』を7月に予定しています」と述べ、参加を呼び掛けた。

阿部新会長は「労働人口減少・少子高齢化による人手不足や警備料金への価格転嫁、警備業務へのAI導入、外国人の警備員雇用など警備業界は課題山積です。県内警備業の社会的・経済的地位の発展と向上のため、これから力を尽くしていきます」と意気込みを語った。

新役員は次のとおり(敬称略)。

【会長】阿部克彦 68歳 愛媛県警で監査官室長、生活安全部長、刑事部長などを歴任し2016年定年退職。同年愛媛県交通安全協会専務理事、18年愛媛綜合警備保障入社、21年代表取締役就任。同年愛媛県警備業連盟理事長就任

【理事】荒井仁志(フジセキュリティ)、髙岡俊典(北四国警備保障)【監事】若林広明(太平ビルサービス松山支店)、越智宏司(セキュリティエヒメ)

和歌山警協

山﨑雅弘会長(山光)が任期満了で退任し、前田達也副会長(新生舎)が新たに会長に就いた。

前田新会長は「安定した仕事、安定した料金を確保したい。警備員の手取りの給料を増やす努力、安心して働くための環境をつくる努力をしたい」と抱負を述べた。「警備員が朝から生き生きとして仕事を始め、心地よい疲労感で一日の労働を終え、夕食を家族とともに取る。当たり前の、漫画に出てくるような風景を目指したい」と力を込めた。

今年度の主な事業では、交通誘導警備業務2級の学科試験に特化した事前セミナーを昨年度に引き続き開催。検定合格率の向上を図り、検定合格者配置路線の延伸に対応する。県と締結している災害支援協定の見直しを行い、効果的運用を図る。

会長を4期務めた山﨑前会長は退任あいさつで、和歌山国体や協会法人化30周年記念式典、コロナ禍を振り返り、「皆さんにいつも支えていただいた」と感謝の言葉を述べた。協会の新体制については「新しいアイデアを持って進めていただけると思っている」と期待を示した。

新役員は次の通り(敬称略)。

【会長】前田達也 55歳。綜合警備保障勤務後、新生舎に入社、2006年代表取締役社長。20年和歌山警協副会長

【副会長】重根一真(和歌山警備保障)【専務理事】得津卓志【理事】田口優一(エビス警備)、安木康(セコム和歌山統轄支社)、浦辻政和(県防犯協議会連合会)【監事】山﨑国寛(山光)、田中良(東和警備保障)