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26年度活動方針「省力化、DX」2026.02.01

関東地区連青年部会が総会

関東地区警備業協会連合会青年部会(髙里憲悟部会長=神奈川警協青年部会長)は1月22日、横浜市中区内で総会・会議を開催した。10県警協の青年部会長が一堂に会し、2025年度中の活動などの報告・発表を行った。討議では、26年度の活動方針を固めた。

関東地区連青年部会は、26年度の活動方針を▽国が警備業の「省力化投資促進プラン」を掲げる中、「省力化、DX推進」に関する研修会などの企画開催に各県で取り組む▽青年部会員の相互交流をより深めていく――とした。

活動方針を固めるうえで各県部会長から次のような意見があった。

「青年部会の原点は警備業の未来のため取り組むこと。新技術は、勉強にとどまらず実践して効果を測定し、情報共有することで業界の課題克服につなげたい」。

「DXにより警備業の付加価値を高め、防犯カメラ活用や新たな鳥獣対策などを通じ地域社会のニーズに応える責務がある」。

「親会との連携を今まで以上に深めながら活動を行い、業界の活性化や中長期的な発展に結び付けたい」。

「新時代の業務区分として“5号、6号警備”など、広い視野と柔軟な思考で話し合えれば」――など。

総会の冒頭、来賓の全国警備業協会・小澤祥一朗次長はあいさつで、警備業の「省力化投資促進プラン」とDX推進などの課題を説明し、青年部活動の役割に期待を寄せた。

総会後の意見交換会では、関東地区連・岩野経人会長が地区連青年部の活発な活動にエールを送った。

新技術と発展を視野に

関東10県の青年部会長による報告・発表の要旨は次の通り(敬称略、発表順)。

▽茨城「青友会」・渡辺潤部会長(五光警備保障)「年金支給日に詐欺防止の啓発活動、協会関係者とともに大阪・関西万博の視察などを行った。犯罪被害者への理解を呼び掛けるキャンペーンには全警協マスコットキャラクターのガードくんと参加。日本JC防犯警備部会のセミナーでは警備業界の転換期を実感して部会員は学びを深めた」。

▽栃木・八下田達哉部会長(カルテック)「宇都宮餃子祭りでは「警備の日」とSNS型投資詐欺防止をPRし、「ジョブフェスとちぎ」では子供向け警備業体験ブースを出展した。青年部会は、親睦よりも業界発展に取り組む『実働部隊』であり次世代の警備業界への架け橋となる」。

▽群馬・小淵豊太郎(小淵警備保障)「群馬県警、前橋市社会福祉協議会と連携して犯罪被害防止の啓発活動に取り組んでいる。会員向けの検定講習動画も作成中。青年部会員は働き盛りで社業が忙しい中、部会員を増やすことは課題。会員へのタイムリーな活動報告は重要になる」。

▽埼玉・長谷川功一(地区連青年部会監事、システムガードサービス)「社会問題となった闇バイトの防止啓発活動として、講談師・一龍斎貞奈さんと新作講談を制作した。浦和ロータリークラブ開催の講談会では学生など80人が来場し好評を博した。2月10日に千葉警協が開催する研修会の中で講談が予定されている」。

▽千葉・黒川智洋(地区連青年部会副部会長、スワット)「『経営戦略・雇用促進』『労災・安全衛生』『社会貢献活動』の3グループに分かれ、痴漢撲滅キャンペーンや防災訓練、労災事故ゼロをめざす『セーフティフォーラム』、求職者セミナーなどに取り組んできた。今後もハローワークとの連携を強め人手不足対策に取り組む」。

▽神奈川「神鴎会」髙里憲悟部会長(地区連青年部会長、アスカ)「昨年は横浜市庁舎の見学と市議会議員との意見交換を行った。中学校の『職業体験学習』は好評で6月と12月に実施し、神奈川県ドローン協会との合同研修会で知識を深めた。『安全・安心まちづくり旬間出陣式』に参加し『警備の日』キャンペーンを展開した」。

▽新潟・阿部和弘(メイクスジャパン)「Jリーグのアルビレックス新潟のホームゲームで新潟県警と連携して国際電話詐欺防止の広報活動を行った。ハーフタイムには観客2万人のスタジアムで『警備の日』PRパレードを行って地元テレビ局の取材を受けた」。

▽山梨・秋山一也(タスクマスター)「リニア中央新幹線開業に向けて、次世代インフラで警備業が担う役割について行政担当者と意見交換した。『建設業まつり』にブースを出展し警備業の役割を発信、山梨県建設業協会青年部会とAIシステムを活用した交通誘導などについて意見を交わした。今後も警備業の価値向上に取り組む」。

▽長野・工藤勲(エム・エス・ディ)「『経営基盤創造』『イメージアップ戦略』の2委員会に分かれ活動。12月には児童館で『警備のしごと体験プロモーション』を開き、子供たちに好評だった。2月20日に松本市内で『全警協が考えているDX』をテーマに協会会員向けセミナーを開く」。

▽静岡・佐藤和博(地区連青年部会監事、ビオ企画)「協会会員が参加するグループディスカッション『エデュセキュア!』では、各社の失敗談や悩みなど“しくじり経験値”をテーマに話し合った。『あなたの会社を動画でPR!』と題するスマホ撮影と編集の研修会では、映像作家を講師に招いた。静岡駅で行われた地域安全運動に協会が参加、青年部会は動画を撮影し協会HPで公開されている」。

人材確保、業界PR

関東地区連青年部会の総会では、宮城警協青年部、東京警協青年部会の来賓による活動発表が行われた。

宮城・早坂好行青年部長(ゴリラガードギャランティ)は、協会の会員各社がブースを出展する「セキュリティジョブサーチ」の開催を重ね、人材確保に結び付けていることを説明した。

東京髙橋克文部会長(高栄警備保障)、中川雄也副部会長(新共)は、昨年10月に都内で開催した「東京セキュリティフェスティバル2025」の動画を上映、準備の過程、出演者の選定などを説明した。

神奈川警協女性部会「ポラリス」(平林尚子部会長=神奈川警備保障)の活動発表では、横浜市内で昨年11月に開催した「警備業女性活躍全国大会」などについて協会の宗廣中専務理事が説明した。