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初詣の安全守る2024.01.01

川崎大師でALSOKとテイシン警備

今年も全国各地の初詣の安全を警備員が守った。

神奈川県川崎市にある「川崎大師・平間寺(へいけんじ)」では、ALSOK(東京都港区、栢木伊久二社長)、テイシン警備(さいたま市南区、和田章会長)が担当した。両社による初詣警備は12回目。ALSOKは警備計画の立案、資機材の提供、テイシン警備は雑踏・交通誘導警備の実務と業務を分担した。

初詣警備は12月31日午後9時から開始。混雑のピークと想定される三が日の正午前後には警備員を増員し、約200人で参詣者を誘導した。大本堂に向かう動線は警備員が通行規制への協力を呼び掛けて安全を確保した。

警備総責任者のALSOK川崎支社・小杉佳世支社長は「300万人以上の参詣者が訪れることを想定した。参詣者に安全安心を提供したい」と述べた。両社は1月末まで延べ2015人体制を敷く。

創立55年を祝う2024.01.01

北関東綜合警備保障

北関東綜合警備保障(宇都宮市、青木靖典代表取締役社長)は12月12日、「創立55年記念式典・講演会・祝賀会」を宇都宮市内で開催し、240人が出席した。

同社は1968年に創業。警備契約先数は3万2000を超え、社員1000人を数える。東日本大震災、大型台風の発生時に本社ビル「あんしんかん」に避難者を受け入れるなど社会貢献活動を重ねてきた。

青木社長は新型コロナの療養のため欠席し、大平弘副社長が式辞を代読。より良い警備サービスを提供し時代のニーズに合った新規事業にも挑戦していくことを明らかにした。

衆議院議員の船田元氏など多くの来賓が祝辞を述べた。永年勤続表彰では、青木勲代表取締役会長が勤続30年の社員7人に表彰状を手渡した。また、県内の福祉2団体に寄付を行った。

記念講演では、足利銀行・松下正直取締役会長が「100年企業」の特徴などを解説した。

祝賀会で福田富一栃木県知事が祝辞を述べ、地域社会に対する同社の数々の貢献をたたえた。