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クローズUP

「北の国」で安全安心2019.02.11

除雪作業の交通誘導

華連セキュリティ(札幌市、清水拓也社長)は、昨年12月1日から今春3月20日までの110日間、札幌市内10区のうち中央区と北区で除雪作業の交通誘導警備を行っている。警備員たちは、「北の国」で厳寒期の安全安心を守る意気込みだ。

業務内容は、ロータリー除雪車や除雪グレーダーなど作業車の誘導や、除雪時の一般車両の誘導だ。車両一台に1人または2人の警備員を配置し、通常6〜10人体制で警備している。

札幌市では毎年、地区ごとに設置された「除雪センター」から委託を受けた事業者が除雪作業を行う。除雪車を使って路面に降り積もった雪を道路脇に寄せ、除雪後はダンプトラックに積み込み「雪堆積場」へ運ぶ作業を繰り返す。

同社警備部・坪井和人次長は「警備員の路面凍結による転倒事故が多く、対策としてスパイク付き冬靴を着用しています。除雪車は種類に寄って特性が違うため立哨位置や誘導方法を指導し、事故の防止を心掛けています」と語った。

「警備業政治連盟」が発足2019.02.11

鹿児島 設立総会で規約承認

鹿児島県の警備業有志は1月28日、「鹿児島県警備業政治連盟」を発足させた。鹿児島市内で開いた“設立総会”で、政治連盟規約を承認するとともに、役員を選出した。

理事長には、県警備業協会副会長を務める井上文雄氏(第一相互警備保障)が、副理事長には共に同協会理事の永山一巳氏(九州綜合警備保障)と巽誠宣氏(サンプラスワン)が、それぞれ選出された。会計責任者には県警備業協会の青年部会長を務める仙田匡拡氏(シティ警備保障)、同職務代行者には上玉利勝史氏(ケイアイ・トラスト)が就任した。

同政治連盟は昨年12月、井上理事長など県警備業協会で役員や理事を務める警備業者5人が「発起人」となって設立準備総会を開催、警協加盟社を中心に賛同を呼びかけ設立を進めてきた。

活動の主な目的は、警備業の社会的・経済的地位の確保・向上と警備業の発展の促進。今後、政党や政治家、自治体などに陳情などの働き掛けを行う。

活動地域は県内で、会員は同政治連盟の趣旨に賛同する個人。44社・66人が加入した。