クローズUP
新会長に大阪・池田氏2024.06.11
近畿地区連
近畿地区警備業協会連合会(宇多雅詩会長=京都警協会長)は5月28日、和歌山市内で2024年度の総会を開催した。2期4年会長を務めた宇多氏が退任、新会長には24日の大阪警協総会で新会長に選任された池田博之氏が地区連新会長に就任した。宇多氏は地区連副会長に就任した。
総会には近畿地区2府4県の会長と専務理事が出席した。5月20日の和歌山警協総会で新会長に就任した前田達也氏も加わった。
来賓は全国警備業協会の黒木慶英専務理事と小澤祥一朗総務部次長、警察庁近畿管区警察局の藍原達也・広域調整部広域調整第一課長と和歌山県警本部の岡田謙吾・生活安全部長。開催地・和歌山警協の北豊秋副会長もオブザーバー参加した。
池田新会長、宇多前会長は本紙の取材に対し次のように述べた。
池田新会長の話 前職では金融機関におり、警備業界では若輩者です。警備業界入りしたのはコロナが始まったばかりの頃でしたが、24時間365日頑張っている警備員を見てきて責任の重さを痛感している。
近畿地区では万博が目前に迫っていますが、前職の時からさまざまな形で携わってきました。(警備として)運営に関与できることは光栄なことだ。一方で、警備業は人手不足、適正料金など多くの課題があります。警備員の処遇改善など、大阪で、関西で、全国で、私なりにできることをやっていきたい。
宇多前会長の話 大阪は万博も控えています。(自身が常に発してきた)「近畿は一つ」を合言葉に、新会長には地区連を引っ張っていってもらいたい。私は教育も含め2号業務の底上げを図ろうと考えていた。しかし、コロナ禍で思うような活動ができなかったのが唯一の心残りだ。